前給に踊らされたギャンブル狂の大学生

前給

派遣会社の登録会で知った

大学生だった当時、レギュラーだったアルバイトとは別に単発の派遣バイトをしていました。男性なので引っ越しの手伝いをよくしていました。

スロットを打つのが趣味で、よく負けていた私はレギュラーのアルバイトの給料だけではお金が足りなくなることがよくあったのが派遣を始めた理由です。

 

自分は大学生でレギュラーのアルバイトを週4でしていましたが、趣味でスロットに熱中しており、月の半分を過ぎたころにはアルバイトの給料がほとんどなくなってしまっている状態でした。

実家暮らしでご飯を食べるのには苦になりませんでしたが、友達と遊びに行くためのお金が足りませんでした。そんな中で知ったのが前給制度で、お金が足りない時にすぐ振り込んでもらえるのが魅力的でした。

前給で振り込んでもらったお金で友達と遊ぶなど急な出費を賄っていました。

 

前給は派遣の登録会で知りました。前給を使い始めたのは、大体2016年の夏ごろからです。丁度その頃からスロットに熱中し始めたからです。

レギュラーのアルバイトだけではお金が足りないので日払いや週払いが可能な派遣会社に登録をしに行きました。そこでの登録会でマネージャーの方にできるだけすぐに現金を振り込んでもらえる仕事が欲しいといったところ、前給制度が利用できる仕事があると教えてもらったのが知ったきっかけです。

前給で付き合いをこなせほっとした

前給以外に誰かにお金を借りることが一番手っ取り早い手段ではありましたが、私のお金がない理由というのがギャンブルだったので、それを言うわけにはいかないし、かといってお金を貸してもらう相手に対してうその理由を説明をするというのは自分を良心に反することだったので、前給を選びました。

 

前給でお金を一万円ほど先に振り込んでもらうと、それで大体友達との付き合いを賄うことができました。急にお金が降ってきたような気分に一時的になって、ちょっと太っ腹になり友達にご飯をおごったりであるとか、こまごまとした出費がふえました。

まだ働いてないのにお金が増えるのですから、そんな気持ちにもなってしまいますね。

 

無駄遣いはいけないとは常々思っていたのですが、ポンっとお金が振り込まれてくるのでどうしても財布のひもが緩んでしまいます。ちょっと高い喫茶店に毎日のように通ったりとか、趣味のスロットに行く頻度も増しました。

働くのが余計につらくなった。

前給制度というのは知り合いにお金を借りるのとは違って誰にも迷惑をかけることではないので気軽使えました。はじめは本当に困ったときだけ利用していたのですが、そのうちどんどんエスカレートしていき、気づけば毎月のように前給を利用することが当然のようになっていました。

前給は利用するときはいいのですが、当然そのあと前給を利用した分きっちりと労働しなければならず、それがかなり気持ち的にしんどかったです。ただでさえ引っ越しなどの重労働をしているのに、楽しみにすべき給料はもう先にもらって使い切ってしまっている。

そのことを仕事中に思い出すと仕事のやる気がなくなり仕事中にやる気のなさを注意されることが増えてしまいました。

前給は使わず生活すべし。

支出の大部分であるギャンブルを見直すことにしました。まずは行く頻度を減らしていきました。しかしこれは本当に病気で、完全に行かないというのはできませんでした。そこでどうせなら勝てるように勉強しようということになりました。

 

ギャンブルに行くときは遠くに行って朝早くに並んででも、熱いイベントをやっている店に行く。そこで鉄板と言われているような台に座って打つ。これを徹底しました。まったくいかないのは無理でしたが、このおかげで支出が大幅に減りました。

 

スロットの解析サイトを運営している管理人と連絡を取り、スロットで負けないためにはどうすればいいかを質問しました。スロットで負けてお金を失い前給を利用せざるを得ないこの状況を打破するにはスロットを知り尽くした人間に師事しスロットで負けないようにするしかないと思いいたったからです。

おかしいと皆さんには思われるでしょうが、私は本気でした。

 

やはり私がこんなにもギャンブルにハマってしまったのは前給制度が原因だなと思いました。前給は借金と違って誰にも迷惑をかけないし、言ったら後に働くだけでOKなんですから。

世間体も気にせず気軽に利用できてしまうのでギャンブルに対する歯止めが利かなくなってしまったのだと考えています。もう利用することはないと思います。

「前給に踊らされたギャンブル狂の大学生」

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