前給に天国を見た自分はまさに奴隷であった

前給

派遣会社の説明会で知った前給

当時は東京で派遣社員として働いていました。32歳男性で普段はYoutubeをよく見たりしてました。Youtubeが趣味ということもあり、お金使いは粗い方ではないと思います。

ただ収入が低いことと、外食が中心になっていたので、貯金は出来ていませんでしたね。

前給を使い始めたのは、2015年の2月からです。前給を始めた動機は、その前の年末年始でお金を使いすぎてしまい、どうしても給与だけでは暮らせなくなったからです。

ちなみに年末年始では学生時代の後輩に奢ってしまいました。私は先輩の立場ということもあり、ケチくさいことができなくなりましたね。その時はお金には困らないだろうと思っていましたが、後になって年末年始の無駄遣いが徐々に効いてきました。

今は今月乗り切るお金がなくて困っています。

前給はその働いていた派遣会社の説明会で知りました。派遣会社としては前給を使って欲しいのかもしれませんね。自分は派遣会社で働いていたので、説明会の内容は覚えていました。

その時の説明会資料を引っ張り出してきて前給に関する詳細な情報は知りました。

前給は天国、素晴らしい仕組み

前給以外に親や友人にお金を借りることも考えましたが、私がお金に困っていることを知られたくありませんでしたし、前払い給与であれば、借金とは違うと思ってました。
頑張って節約すれば、そのうち前給を利用しなくてもよくなると考えていました。

自分が働いて稼いだ給料を2万ほど前給で支払ってもらうと、1月3万円で生活していた貧乏生活がが解決されました。そりゃそうですよね。手元のお金がほぼ倍になるわけですから。そして借金している気分にもなりませんでした。

これはいい仕組みだと思いましたね。徐々に前給の支払額も増やしていけば、そのうち前給は0円になると思っていましたし。

無駄遣いはやめておこうと思いましたが、少し手元にお金があると豪華な晩ごはんを食べたくなるものです。苦しい食生活の反動もあって、一人焼肉に言ってしまいました。一人で4000円も使ってしまいましたね。

前給は現在の奴隷制度

自分で稼いだお金を前借りするという気軽さもあり、毎月毎月前給を利用していきました。
その金額もどんどん大きくなっていくのですが、そうなると翌月の給与からその分を差し引かれることから、結局翌月も生活が厳しくなります。そのためまた前給を使う事態におちいってしまいます。

毎月毎月働いても、ほとんど前給での支払いで減額されていたため、何のために働いているかわからなくなりました。前給を使い始めた時は「借金」という意識はなかったですが、これは一種の借金だと思い始めるようになりました。しかも前給は手数料が取られるため、普通に給料を取られるより損をしています。

新しい奴隷制度ですね。

もう二度と前給を利用しない

携帯を格安SIMにしたり、普段の無駄遣いも減らすように頑張りました。

さらに普通に働いていても前給地獄から抜け出せません。そのため日雇いを土日に入れるなどして、前給を借りなくてもすむようにしました。

土日なしで働く状況であるため、本当に辛かったです。前給なんて利用せず、親からお金を借りればよかったと後悔しましたね。

前給で苦労していることは誰にも相談しませんでした。

その月だけ日雇いを頑張ればなんとかなると思ってましたし、金額も大きいものではなかったですから。親や知り合いに相談しても何も変わらないと思いました。

逆にバレたくないとさえ思っていました。

前給はじわじわと首を占めてくる、現在の奴隷制度だと感じました。自分の意識が弱いせいもありますが、一度使ってしまうと宦官には抜けることができません。

結局、借金と同じなのです。お金が足りない状況を先送りにしているだけなので、根本的な解決になっていない。解決するためには収入を増やすか、支出を減らす。そして前給を利用せずに親に借りるなどするべきでした。

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