奨学金が返済できない時まず相談するべき人は誰?

借金の失敗(奨学金、クレカ、前給)

奨学金は国が実施する制度で、経済的に困難な学生に学費を貸してくれるものです。大学、短期大学、専門学校、大学院などで学ぶ人が対象で、近年奨学金制度を利用する人はかなり増えて、全学生のうち半分程度は奨学金を受給しているといわれています。

博士課程になるとその割合はもっと増え6割近くにもなるといわれていますので、今の時代は奨学金で学校に行くことはまったく珍しくはないのです。

とても助かる制度ではありますが、奨学金はあくまでも借金のひとつ。受給者が増えると同時に返済トラブルになる人の数も増えていますので、万が一の時はどのような対策をとるべきか、まず相談する方法について見ていきましょう。

 

奨学金の支給元の日本学生支援機構に相談する

奨学金の支給元の日本学生支援機構に相談する

奨学金の支給元の日本学生支援機構に相談する

 

利用者がとても多い奨学金制度のひとつに「日本学生支援機構」がありますが、奨学金の返済ができない時の相談として利用している人はまずはこちらに問い合わせをして、どのような対策があるかチェックしてみましょう。

日本学生支援機構では、次のような制度を使い滞納を回避することが可能です。

 

・減額返還する 

今までと同じ金額で返済はできないが、金額を減額すればなんとか返済が継続できる場合。例えば災害や傷病、経済的な理由で返還が困難になった場合に使える制度で、一定期間の間当初割賦金の半分、または1/3に減額して返還期間を延長する方法です。減額返還は延滞している場合には、願い出ができませんのでご注意ください。

 

・返還期限猶予

一定期間の間、返済を待ってほしい場合。災害、傷病、失業などで現在返済ができない状況にある場合は、返還を一定期間停止して先送りすることが可能です。

あくまでも返済を一時的にストップするものですから総額が減る、利息が免除されるメリットはありません。

 

・返還免除

本人が死亡した場合、もしくは精神病や障害を負い労働能力を喪失して返済ができない場合は、届け出を提出してまだ返還していない部分については、一部もしくは全部が免除されます。この制度は2004年以前に大学院の第一種奨学生に採用され、所定の条件を満たし教育または研究職に就いた際に返還が免除されます。

 

返済を延滞した場合は?

返済を延滞した場合は?

返済を延滞した場合は?

奨学金が返済できない時に相談するのは、まずは奨学金を提供してくれる団体になりますが、返済を延滞するとどのようなことが起こるのでしょうか。

奨学金制度を行っている団体では、債権管理回収業に関する特別措置法により、弁護士法の特例で債権回収会社が管理、および回収を行うことが法務大臣より許可されています。

そのため返済を滞納した場合には電話、文書、もしくは自宅に訪問するなどの督促を行いますので、金融機関で借金した場合と相手側の対応は全く同じなのです。

半年ほど滞納した場合にはブラックリスクに登録されてしまい、クレジットカードを新たに作ることやローンが組めない状況にもなってしまいます。

9か月以上滞納した場合は、滞納者に対して借りた団体からは返済を求める裁判手続きをとるといった内容の通知書が送付されて、それでも対応しない場合は強制執行で滞納者の財産が没収されるケースもあります。

 

奨学金が返済できない時は弁護士に相談しよう

奨学金が返済できない時は弁護士に相談しよう

奨学金が返済できない時は弁護士に相談しよう

日本学生支援機構では返済トラブルになった方のために、専用の相談センターを設けていますので、なるべく早く解決策を見つけましょう。

色々な救済措置がありますが、どの方法にも当てはまらないような長期間の滞納者などは、延滞金が増えどうにもならない状況になってしまいますよね。

奨学金の返済のために消費者金融から借金をして穴埋めするといった危険な回避策をとる人も少なくありません。

奨学金が返済できない時の相談は、最終的には弁護士に法的な解決策を相談することも大切で、債務整理という方法で借金から解放される可能性も高く、自分の状況を見て適切な借金整理を行いましょう。

 

どんな弁護士に相談するべき?

どんな弁護士に相談するべき?

どんな弁護士に相談するべき?

奨学金が返済できない時の相談は弁護士なら誰でもよいというわけではなく、一番自分にあった方法で解決してくれる人でないと困りますよね。

まず無料相談を行っているところとやっていない弁護士の違いですが、気軽に相談できるようにハードルを低くしてくれる弁護士はとても良心的といえるでしょう。

本来ならば弁護士の相談料は1時間で1万円ほどかかりますので、無料の相談機会があれば活用しないともったいないですよね。

相談の手順は法律事務所のホームページにある質問フォームに必要事項を入力するか、相談窓口に直接電話してください。

借金問題の解決は自分一人ではうまくできないことが多いため、信頼して依頼するには以下のようなポイントを抑えて弁護士選びの参考にしてください。

 

・わかりやすく説明してくれる

弁護士は法律の専門家なので色々な専門用語も飛び出してきますが、はじめて相談に来た人に難しい言葉で説明する人よりも、誰でもわかるように説明できる弁護士のほうが安心ですね。

 

・もうけ主義でないこと

弁護士に依頼すると手付金や弁護士報酬など色々な費用が発生しますので、借金整理したい人にとってはさらに経済的に苦痛になることもあるでしょう。

そんな人達の立場を理解せずやたらともうけ主義で、費用の説明をあやふやにする弁護士は後から料金を追加で請求する可能性もあるので注意しましょう。

 

・相性が合う

奨学金の返済ができない時に相談に乗ってもらうには、自分と相性が合い何でも話せる関係が築ける弁護士が理想的です。

弁護士のなかには奨学金で自分も大学に行った人もいるので、同じ体験や返済の辛さを理解してくれるかもしれません。

 

・奨学金に関する案件を多く扱っているか

弁護士は相続関連、不動産関連、離婚などジャンルがそれぞれありますので、奨学金の返済トラブルの相談をするなら借金問題を専門に扱う弁護士がお勧めです。

さらに奨学金の返済滞納の案件を多く扱っている弁護士だと話もスムーズに進むでしょう。

 

まとめ

奨学金が返済できない時は、借りた団体へ早急に連絡を入れて次のステップを考えましょう。

どうしても解決できない場合は債務整理で借金を整理することができますので、弁護士相談を活用して早速アドバイスをしてもらうことが良い解決への一歩になります。

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