自己破産のその後の生活!経験者が語る新生活の様子

自己破産をすると、その後は人生が終わってしまうような印象を受けますが、実際に世の中には自己破産後、新たな人生をスタートさせて幸せに過ごしている人達が大勢います。

そこで自己破産の経験者たちの話をもとに、不安な自己破産後の生活についてご紹介したいと思います。

35歳 会社員男性のケース

妻と3歳になる子供がいます。私は大手の企業で運送の仕事をしており、いつも残業や労働組合の活動のため家に帰るのが遅くなる生活。ほとんど家庭のことは妻に任せっきりで、ある時子供の保育園から保育料の滞納について連絡がありました。

なんとその額は80万円。民間の保育園で値段が高いところだったせいもありますが、妻に毎月渡していた生活費は無駄な買い物代でほぼ消えていました。

食事や光熱費などは払い続けていたようですが、保育園だけ滞納したおかげで突然の借金をする羽目に。

借金の返済ができなくなった理由 

貯金を使い足りない分の50万円を消費者金融で借りて、保育園の滞納していた分をすぐに支払いました。

借金の返済は月々3万円で問題なく完済できるはずが、妻がパート先のお店が閉店したため収入がなくなったこと、また無駄使いの習慣がいつまでも続いていたことにより借金の返済が苦しくなり、妻名義でも別の借金をするようになってしまいました。

クレジットカードのキャッシングも繰り返していたため、気が付いたら二人合わせて借金は300万円以上に。家賃、生活費、保育園など基本的な部分さえまかなえないほど困窮してしまいました。

最初は返済日を1週間ぐらい遅れて払っていたりもしましたが、そのうちに滞納が2か月、3か月と続くように。

だれにも相談できず、ネットで見つけた弁護士の無料相談に連絡しました。

無料相談の内容 

借金をしている会社や金額などをすべてリスト化したものを提出。着手金は30万円といわれ、費用に関しては分割で支払うことで契約をしました。

ほかにも郵便料金や書類に関する諸費用などの実費もありますし、弁護士報酬も忘れてはいけません。

借金している身でこんな高額な出費はちょっと抵抗になったのですが、いつまでも取り立てがくるのも困りますし早く借金問題を解決したい気持ちでいっぱいで、なによりも法律に関する知識はなく弁護士に依頼するしか方法がない状況でした。

自己破産が決定 

弁護士がすべて手続きをしてくれたおかげで、私は仕事に集中できました。所轄の裁判所に自己破産の申し立てをしてもらい、その数か月後に破産宣告と同時廃止が決定しその直後に免責が決定し私名義の借金およそ200万円近くはゼロ円に。

自己破産後の生活について 

自己破産をすると資産と見なされるものは没収されてしまいます。私の場合は車通勤をしていたため、毎日使用する車の価値が20万円以上あるということで没収されてしまいました。

テレビや冷蔵庫などの家電はそれほど高級なものがなかったので、ほとんどそのままの状態で残せました。あと貯金は全くない状態だったので没収されるものがなくそれもセーフ。

私にとって一番の痛手となったのは車だったといえるでしょう。通勤は最寄りの駅まで自転車で行きそこからは電車とバスを乗りつぎ仕事場へ。

できるだけ生活を以前の状態に戻そうと努力していたにも関わらず、私の妻の浪費癖が治らず私たち夫婦は自己破産した1年後に離婚をしました。

現在は子供の養育費をひと月2万円支払い、賃貸のアパート暮らしをしています。そもそもの借金のはじまりは自分のせいではないと思っていましたが、結局任せっきりにしていた自分にも落ち度があると反省。

贅沢な生活はこれから何年もできませんが、今は自分の生活を送るために頑張って働いています。

40代 主婦のケース

自己破産後の税金の請求にショック!

自己破産の後は借金がすべてなくなると簡単に理解していた自分が一番悪いのですが、弁護士に自己破産を依頼して新しく生活をスタートした矢先、自動車税や住民税などの税金の請求があってショックを受けました。

自己破産して家計はまったく余裕がない状態なので、もちろん滞納していた税金を一括で支払うこともできません。

貯金もなし、マイホームも手放した状態で、とりあえず管轄の市役所で事情を説明して分納するための面倒な手続きを行っています。

子供の生活に影響

自己破産のその後は、できるだけ事実を人には知られたくなかったのですが、マイホームを没収されたため突然の引っ越しで近所では色々な噂がたってしまった様子。いきなり破産管理人が家に出入りするようになったので、知らない間に自己破産の話しが周辺に広がってしまいました。

子供の学校も引越し先の学区になり転校をせざるを得ず、いきなり転入してきたため新しい学校にもなじめず一時は登校拒否になったことも。こんな辛い時期がありましたが、今は家族元気で細々と新生活をはじめ徐々に軌道に乗ってきました。

30代 自営業男性

自己破産後に借り入れが可能

脱サラで始めた輸入雑貨店で経営難となり消費者金融で100万円を借金。ダブルワークでなんとか収入を得ていたにも関わらず結局自己破産しました。

自己破産した後は家賃が安い賃貸に移り、クレジットカードが使えないためすべて現金生活。不便に感じることは正直色々ありますが、借金がないという点は精神的に一番のメリットです。

そんな新生活の矢先に私は病気になり入院生活がはじまることに。医療費を誰かに借りることもできず、自己破産でお世話になった弁護士さんに問い合わせたところ、「緊急小口資金貸付制度」という社会福祉協議会が扱う貸付システムを利用できることがわかりました。

この制度は私の場合、医療費という緊急性があるものだったので許可されましたが、内容によっては貸付できないこともあるそうです。

ゴールが見え始めた!

自己破産その後は脱サラでえ始めた輸入雑貨点も店じまいでせっかくの夢もなくなり、しばらくの間気分が落ち込んだ状態が続きました。

病気にもなり人生のドン底を感じてからは、失うものが全くない状況が逆に自分を強くし今では徐々に人生のゴール設計をするまでに至っています。

またもう一度自営業を始めたいと思い、失敗しないよう金銭面でも計画的に考えている最中です。

まとめ

自己破産その後は色々な人生が待っていますが、借金を整理すると心のストレスがなく新生活に集中できます。そのためにはスムーズに解決できる弁護士に相談をして最善の方法を選んでくださいね。

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